西田旧居保存瓦募金
歴史を守り、人と人をつなぐ、未来のまちへ
八雲と千太郎が語り合った家から、松江の歴史を未来へ。
ぜひ応援をお願いいたします。
プロジェクト概要
「瓦プロジェクト」は、松江市の歴史的建物・西田千太郎旧居の屋根修繕を目的とした保存活動です。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の大親友で、夫妻の縁を取り持った西田千太郎が暮らした家。
明治の町家を、地域とともに未来へ残していきます。
西田千太郎旧居の補修について、これまで何度も見積もりをお願いしてきました。
私たちは補助金に頼らない活動をしているため、限られた予算の中で「どこをどこまで直せば、どれだけ持つのか」を、建築家の金森さん(なっちゃん)と一緒に丁寧に検討してきました。
当面の目標は「雨漏りを防ぐこと」でした。
しかし、この旧居には現在では流通していない「左桟瓦(ひだりさんがわら)」という珍しい瓦が使われており、これが大きな悩みの種に…。小泉八雲旧居などでも使われている、貴重な瓦です。
一時は、解体された家の瓦を譲ってもらえるという話もあり、私たちも喜んでいましたが、その建物も再建のために残されるとのことで、残念ながら譲っていただくことは叶いませんでした。
新しく同じ形の瓦を焼いてもらうこともできますが、費用がかさみます。
そうした選択をひとつひとつ検討しているうちに、数か月が過ぎました。
9月には「瓦プロジェクト」として、1枚1万円の寄付で100枚の瓦にお名前を刻み、屋根に載せる取り組みを始めました。
その時は、譲っていただける瓦を使って修繕できると期待していたのですが、思うようには進まず…。現在、屋根の現状を見直し、改めて計画を立て直しています。
この冬は、応急処置として
- 現在の瓦を一旦下ろす
- 下地の泥を取り除く
- 屋根板を張り替える
- その上から耐久性の高いブルーシートをかける
という形で、建物を守ることにしました。
この工事が11月12日から始まります。
これでなんとか、この冬を乗り切りたいと思います。


募集要項
募集開始は2025年9月14日~
状態の良い旧瓦のみを使用
複数枚、複数人でのお申し込みも歓迎!
修繕時にお名前を瓦に記名して使用させていただきます。
皆様の想いを未来につなぎます。
ご支援の流れ
以下のボタンからお申し込みください。
申込フォーム送信+振込完了で確定となります

